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小児疾患のリハビリテーション

主な対象疾患

リハビリテーション科で治療を受けることが多い小児疾患として、脳性麻痺と二分脊椎があります。

脳性麻痺

脳性麻痺は新生児までに生じた非進行性の脳病変による運動機能障害のことを示す名称で、他の脳疾患による運動機能障害や知能障害とは異なります。発生頻度は1000人に2人ほどですが、超未熟児では合併頻度が高いといわれています。脳性麻痺の治療にはまず早期発見、つまり、首のすわり、ハイハイ、歩行などの獲得の遅れに気がつくことが重要で、その発育に合わせた神経発達学的なアプローチが行われることになります。また、痙性(首、腕、脚、体幹などのつっぱり)に対する薬物療法や装具療法、変形に対する手術療法なども必要に応じて行われます。

二分脊椎

二分脊椎は先天性の脊椎(脊柱を形成する骨)および脊髄の障害で、障害が脊椎だけでなく、その中の脊髄まで及んでいると、両下肢の麻痺や排尿、排便機能の障害を生じます。発生頻度は1万人中4.8人ほどで、その約半数に麻痺や排泄の障害が認められます。原因ははっきりしませんが、妊娠中の葉酸の摂取がその発生予防に有用であると考えられており、厚生労働省でも、妊娠を計画する女性は妊娠1ヵ月前から3ヵ月まで1日400μgの葉酸を摂取するように勧めています。この疾患では症状がまったくない場合から、排泄の障害のみの場合、下肢の障害を伴う場合、また脳の障害を伴う場合など、その症状は大きく異なりますので、症状に応じた治療とリハビリテーションを受けることが必要になります。

障害児のための施設

わが国における障害児施設には、障害児通所支援と障害児入所支援とがあります。障害児通所支援では、児童発達支援、医療型児童発達支援、放課後等デイサービスがあり、障害児入所支援では、福祉型障害児入所施設(知的障害児、自閉症児、盲児、ろうあ児、肢体不自由児)と医療型障害児入所施設(自閉症児・肢体不自由児・重症心身障害児)などがあります。

2014年4月改訂

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