資格・制度
リハビリテーション科専門医認定試験のお知らせ(「研修プログラム制」での受験)
(2018年4月1日以降、専門研修プログラムを開始した専攻医)
リハビリテーション科専門研修プログラム整備基準に基づき、日本リハビリテーション医学会(以下、本医学会)と日本専門医機構が認定する「リハビリテーション科専門医」(以下、専門医)の試験を実施しますので、お知らせいたします。
1.日程
審査書類請求 受付期間 | 2024年12月20日(金)~2025年1月31日(金) |
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審査書類 提出期間 | 2025年1月24日(金)~2025年3月31日(月) 当日消印有効 |
受験資格審査結果 通知 | 6月中旬頃 |
筆記試験 | 2025年7月4日(金) 13:00~ 東京国際フォーラム(JR・東京メトロ各線 有楽町駅) |
口頭試験 | 2025年7月5日(土) 終日 東京国際フォーラム(JR・東京メトロ各線 有楽町駅) |
合否判定 通知 | 10月下旬頃(予定) ※日本専門医機構の審査終了後に通知 |
2.申請要件
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医師免許取得後5年以上及び本医学会加入後3年以上を経過していること。(2025年3月末日時点)
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本医学会の定めた専門医卒後研修カリキュラムに基づき、本医学会が認定したリハビリテーション科専門医研修プログラムを修了した者もしくは修了見込みの者。(2025年3月末日時点)
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申請書提出期限前(2025年3月31日)までに発表した本医学会年次学術集会における主演者の学会抄録2篇を有すること。
但し主演者としての発表2回のうち1回は本医学会年次学術集会または秋季学術集会であり、もう1回は本医学会年次学術集会、秋季学術集会、または地方会学術集会のいずれかとする。 -
自らリハビリテーション医療を担当した30症例の症例報告を提出すること。
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自らリハビリテーション医療を担当した100症例の経験症例リストを提出すること。
3.申請手続き
専門医認定審査書類の請求
受験希望者は、https://cloud.dynacom.co.jp/form/g/jarm/f_27/index.phpより申込み後、自動送信されるメールに記載されている口座に1,650円(税込)をお振込ください。提出書類の手引き等を会員専用ページに登録している送付先へ郵送いたします。また、再受験の方で筆記試験を免除されている方は、その旨を記載してください。
4.提出書類
1)事務局より送付される認定申請書
2)会員専用ページからダウンロードする書類
a) 履歴書
b) 経験症例リスト
c) 症例報告表紙 *1
d) 症例報告 *2
e) 研究業績一覧 *3
f) 配慮事項申請書(該当者のみ)
3)添付を必要とする書類
a) 医師免許証のコピー
b) リハビリテーション科専門医研修手帳(原本)*4
c) 臨床研修修了登録証(厚生労働省発行)のコピー
d) 配慮事項申請書(該当者のみ)*5
*1 症例報告表紙
受験者およびプログラム統括責任者のサインが必要です。詳細は、審査書類請求時に郵送される受験案内の「症例報告記載の手引き」を参照してください。
*2 症例報告
症例報告は症例ごとに オンラインジャーナルVol.61(2024)No.8に掲載の『症例報告記載の手引きと記載例』を参考に「診断名,障害名,病歴,評価,問題点,治療計画,経過,最終結果,考察」などについて1,000~1,200字にまとめてください。30症例の報告のうち、領域3:外傷性脊髄損傷、領域5:切断、領域6:小児疾患、領域7:リウマチ性疾患については1症例以上、残りの5カテゴリーは3症例以上、Significant Event Analysis(SEA) として専攻医の情緒面などに焦点を当てた症例報告を単独で1症例入れてください。これらの症例は経験症例リストの100症例と重なっても構いません。
なお、足関節・足部の関節可動域表示ならびに測定法については、2022年4月より改訂されたので、国内誌「Jpn J Rehabil Med」 Vol.58 No.10 p.1188-120を参照して新たな表示法で記載すること。
合計 30症例 | |
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領域1 | 脳血管障害・頭部外傷など(3症例以上) |
領域2 | 運動器疾患・外傷(3症例以上) |
領域3 | 外傷性脊髄損傷(但し、脊髄梗塞、脊髄出血、脊髄腫瘍、転移性脊椎腫瘍等、外傷性脊髄損傷と同様の症状を示す疾患を含めてもよい)(1症例以上) |
領域4 | 神経筋疾患(3症例以上) |
領域5 | 切断(1症例以上) |
領域6 | 小児疾患(脳性麻痺、二分脊椎、発達障害のいずれか1症例以上) |
領域7 | リウマチ性疾患(1症例以上) |
領域8 | 内部障害(3症例以上) |
領域9 | その他(3症例以上) |
*3 研究業績一覧
一覧表を作成し、申請書提出期限前(2025年3月31日)までに発表した主演者としての発表2篇の抄録コピーを添付してください。
主演者としての発表 2回のうち 1回は本医学会年次学術集会または秋季学術集会であり、もう 1回は本医学会年次学術集会、秋季学術集会、または地方会学術集会のいずれかとします。
地方会抄録が国内誌(Jpn J Rehabil Med)に未掲載の場合は、当該地方会の代表幹事が発行する発表証明書と簡単な発表内容を記したものを添付してください。
なお、地方会抄録はオンラインジャーナルのみの掲載となっています。
*4 リハビリテーション科専門医研修手帳(原本)
リハビリテーション科専門医研修手帳内、プロフィールページ、専門研修修了証(P2)、専攻医研修実績記録ページまでを全記載してください。
※研修手帳については、2024年11月25日より電子版の運用を開始しました。手帳の提出の際には、電子版か従来の紙(冊子)のいずれかをご提出ください。
(詳細は、審査書類請求時に郵送される受験案内の「「リハビリテーション科専門医研修手帳」の扱いについて」を参照してください。)
*5 配慮事項申請書(該当者のみ)
受験に際し、障害を有する方または医学的な問題で配慮が必要な方は、必要事項をご記入の上、証明書類等を添えて、提出する審査書類一式とともにお送りください。
3)提出方法
(1)提出書類は一括して、[簡易書留]にて日本リハビリテーション医学会認定委員会宛にお送りください。
(2)提出書類受付期間:2025年1月24日(金)~2025年3月31日(月)(当日消印有効)
期日を過ぎたものは審査受付いたしません。
(3)リハビリテーション科専門医研修手帳原本以外の、提出書類の返却はいたしません。
(4)審査料の振込
審査料55,000円(税込)を指定の郵便口座に振込の上、払込受領証コピーを申請書に添付ください。
審査料の返却はいたしません。
(5)注意事項
提出書類や試験についての質問には、一切回答いたしません。
プログラム統括責任者等とよくご相談の上、ご自身でご判断ください。また、審査書類に同封される受験案内等を熟読ください。
5.審査、試験、認定結果の公示等
1)受験資格審査結果の通知
提出された書類に基づいて認定委員会が受験資格の有無について審査し、その結果及び受験票、詳細な試験日程とともに2025年6月中旬頃に各申請者に通知します。
2)試験方法
試験は、2025年7月4日(金)に筆記試験(多肢選択問題150題)を、2025年7月5日(土)に口頭試験を行います。ただし、筆記試験に既に合格していて同試験の免除期間にある場合は、筆記試験は免除されます。
口頭試験は
分野A(領域1,4,6,8)
分野B(領域2,3,5,7,9)
に分けて行われます。
3)合否判定と結果の通知
症例報告の評価ならびに筆記試験・口頭試験の成績に基づいて合否判定を行います。
関連委員会におけるすべての審査を終了した後、本医学会(1次審査)及び日本専門医機構理事会(2次審査)の議を経て最終結果を通知します。専門医と認定された者は、本医学会分:22,000円(税込)、日本専門医機構分:11,000円(税込)の登録料を指定された方法でそれぞれに納付してください。
4)公示等
すべての手続きが完了した後、本医学会理事長が専門医登録簿へ登録するとともに、日本専門医機構が認定証を交付します。 なお、国内誌「Jpn J Rehabil Med」に合格者氏名を公示します。
審査書類送付先
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-18-12
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会 認定委員会