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資格・制度

リハビリテーション科専門医認定試験のお知らせ(「旧制度」での受験)

(2018年3月31日以前に研修を開始した方)
専門医の認定に関する内規に基づき、リハビリテーション科専門医(以下、専門医)の試験を実施しますので、お知らせいたします。

※旧専門医制度での受験は「2026年7月(予定)」の試験が最終となります。詳細は、新専門医制度のお知らせ(33)をご確認ください。

1.日程
審査書類請求 受付期間 2024年12月20日(金)~2025年1月31日(金) 
審査書類 提出期間 2025年1月24日(金)~2025年3月31日(月) 当日消印有効 
受験資格審査結果 通知 6月中旬頃
筆記試験 2025年7月4日(金) 13:00~
東京国際フォーラム(JR・東京メトロ各線 有楽町駅)
口頭試験 2025年7月5日(土) 終日
東京国際フォーラム(JR・東京メトロ各線 有楽町駅)
合否判定 通知 8月上旬頃(予定)
2.申請要件
  1. 医師免許取得後5年以上及び日本リハビリテーション医学会(以下、本医学会)加入後3年以上を経過していること。(2025年6月末日時点)

  2. 以下のいずれかの研修を行ったものであること。
    1)本医学会の定めた「日本リハビリテーション医学会専門医制度卒後研修カリキュラム」に基づき本医学会が認定した研修施設において3年以上の研修を行ったものであること。 (2025年3月末日時点)
    2) 2018年3月までに研修を開始した他基本領域の専門医等(但し本医学会が定める基本領域に限る)は、現行制度における研修カリキュラムを本医学会が認定した研修施設において2年以上の研修を行ったものであること。
    ※「他基本領域の専門医等」とは、総合内科専門医(日本内科学会)、認定内科医(日本内科学会)、外科専門医(日本外科学会)、整形外科専門医(日本整形外科学会)のいずれかとする。(2025年3月末日時点)
    これに相当するものが旧専門医制度における研修を2016年4月以降2018年3月までに開始し、研修カリキュラムを2年以上の研修で満たし、さらに他の旧専門医制度における受験資格を満たした場合、専門医試験受験資格を認める。

  3. 申請書提出期限前(2025年3月31日)までに発表した本医学会年次学術集会における主演者の学会抄録2篇を有すること。
    但し主演者としての発表2のうち 1回は本医学会年次学術集会または秋季学術集会であり、もう1 回は本医学会年次学術集会、秋季学術集会、または地方会学術集会のいずれかとする。
    学会抄録とは一般演題抄録の他、シンポジウムの演者、特別講演、教育講演の講師としての発表抄録を含む。

  4. 自らリハビリテーション医療を担当した30症例の症例報告を提出すること。

  5. 自らリハビリテーション医療を担当した100症例の経験症例リストを提出すること。

3.申請手続き

専⾨医認定審査書類の請求

受験希望者は、https://cloud.dynacom.co.jp/form/g/jarm/f_27/index.phpより申込み後、⾃動送信されるメールに記載されている⼝座に1,650円(税込)をお振込ください。提出書類の手引き等を会員専用ページに登録している送付先へ郵送いたします。また、再受験の⽅で筆記試験を免除されている⽅は、その旨を記載してください。

4.提出書類

1)事務局より送付される認定申請書

2)会員専用ページからダウンロードする書類
a) 履歴書
b) 経験症例リスト
c) 症例報告表紙 *1
d) 症例報告 *2
e) 研究業績一覧 *3
f) 配慮事項申請書(該当者のみ)

3)添付を必要とする書類
a) 医師免許証のコピー
b) リハビリテーション科専門医研修手帳(原本)*4
c)リハビリテーション研修証のコピー(上記b)研修手帳内、研修証頁のコピー)*4
d) 他基本領域専門医等認定証のコピー(該当者のみ)*5
e) 配慮事項申請書(該当者のみ)*6

*1 症例報告表紙

受験者および指導医のサインが必要です。詳細は、審査書類請求時に郵送される受験案内の「症例報告記載の手引き」を参照してください。

*2 症例報告

症例報告は症例ごとに、オンラインジャーナルVol.61(2024) No.8に掲載の「症例報告の手引きと記載例」を参考に「診断名,障害名,病歴,評価,問題点,治療計画,経過,最終結果,考察」などについて1,000~1,200字にまとめてください。提出症例数は30であり、領域1~7は、原則として、それぞれ3症例以上が必要です。ただし、領域3~7のうち、3つの領域については、1症例以上の提出があれば可とします。経験症例リストの中から30症例を選んでも結構です。
症例報告の指導医サイン詳細は、会員専用ページ内からダウンロードできるQ&A集、審査書類請求時に郵送される「症例報告記載の手引き」を参照してください。

なお、足関節・足部の関節可動域表示ならびに測定法については、2022年4月より改訂されたので、国内誌「Jpn J Rehabil Med」 Vol.58 No.10 p.1188-120を参照して新たな表示法で記載すること。

領域1 脳卒中、その他の脳疾患(脳外傷)
領域2 脊髄損傷、その他の脊髄疾患(二分脊椎など)
領域3 関節リウマチ、その他の骨関節疾患(外傷を含む)
領域4 脳性麻痺、その他小児疾患
領域5 神経及び筋疾患
領域6 切断
領域7 呼吸器・循環器疾患
領域8 その他(悪性腫瘍、熱傷など)

*3 研究業績一覧

一覧表を作成し、申請書提出期限前(2025年3月31日)までに発表した主演者としての発表2篇の抄録コピーを添付してください。
主演者としての発表2回のうち 1回は本医学会年次学術集会または秋季学術集会であり、もう 1回は本医学会年次学術集会、秋季学術集会、または地方会学術集会のいずれかとします。
学会抄録とは一般演題の他、シンポジウムの演者、特別講演、教育講演の講師としての発表抄録を含みます。地方会抄録が国内誌(Jpn J Rehabil Med)に未掲載の場合は、当該地方会の代表幹事が発行する発表証明書と簡単な発表内容を記したものを添付してください。
なお、地方会抄録は2016年学会誌53-1からオンラインジャーナルのみの掲載となっていますので、ご確認ください。

*4 リハビリテーション科専門医研修手帳(原本)

リハビリテーション科専門医研修手帳内、プロフィールページから研修の到達レベルと評価基準ページまでを全記載してください。また、手帳内の研修証ページはコピーを取った上で、手帳原本に挟み、手帳とコピーを合わせて提出してください。
(詳細は、審査書類請求時に郵送される「リハビリテーション科専門医研修手帳の扱いについて」を参照)

*5 他基本領域等専門医等認定証のコピー

A4サイズにコピーし、認定日、有効期限が記載されているものをお送りください。

*6 配慮事項申請書(該当者のみ)

受験に際し、障害を有する方または医学的な問題で配慮が必要な方は、必要事項をご記入の上、証明書類等を添えて、提出する審査書類一式とともにお送りください。

3)提出方法

(1)提出書類は一括して、[簡易書留]にて日本リハビリテーション医学会認定委員会宛にお送りください。

(2)提出書類受付期間:2025年1月24日(金)~2025年3月31日(月)(当日消印有効)
期日を過ぎたものは審査受付できません。

(3)リハビリテーション科専門医研修手帳原本以外の、提出書類の返却はいたしません。

(4)審査料の振込
審査料55,000円(税込)を指定の郵便口座に振込の上、払込受領証コピーを申請書に添付ください。
審査料の返却はいたしません。

(5)注意事項
提出書類や試験についての質問には、一切回答いたしません。
指導医等とよくご相談の上、ご自身でご判断ください。また、会員専用ページ内からダウンロードできるQ&A集、審査書類に同封される受験案内等を熟読ください。

5.審査、試験、認定結果の公示等

1)受験資格審査結果の通知

提出された書類に基づいて認定委員会が受験資格の有無について審査し、その結果及び受験票、詳細な試験日程とともに2025年6月中旬頃に各申請者に通知します。

2)試験方法

試験は、2025年7月4日(金)に筆記試験(多肢選択問題150題)を、2025年7月5日(土)に口頭試験を行います。ただし、筆記試験に既に合格していて同試験の免除期間にある場合には、筆記試験は免除されます。
口頭試験は
分野A(領域1,4,5,7)
分野B(領域2,3,6,8)
に分けて行われます。

3)合否判定と結果の通知

症例報告の評価ならびに筆記試験・口頭試験の成績に基づいて合否判定を行います。
関連委員会におけるすべての審査を終了した後、本医学会理事会または業務実行理事会の議を経て最終結果を通知します。専門医と認定されたものは、登録料22,000円(税込)を納付してください。

4)公示等

すべての手続きが完了した後、理事長が認定証を交付し、専門医登録簿へ登録します。なお、国内誌「Jpn J Rehabil Med」に合格者氏名を公示します。

審査書類送付先

〒101-0047 東京都千代田区内神田1-18-12
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会 認定委員会