(2001.05.21)
<INFORMATION>

中国・四国地方会

椿原彰夫(川崎医大リハ医学教室)


 中国5県と四国4県の広い地域を統括する中国・四国地方会は,中国四国リハビリテーション医学研究会を母体として平成8年12月に発足しました.地方会に加入しているリハ医学会員は293名で,運営する役員会として26名の理事(理事長:明石謙)から成る理事会を設けています.■学術大会は年1回の開催でスタートし,平成12年から夏冬2回となっています.約20題の一般演題発表ならびに特別講演が企画されています.地理的条件は悪く,山口県北部から徳島県南部や高知県西部への交通手段は決して良好ではありません.かえって東京のほうが早く到達可能です.そのため,冬は岡山市に固定し,夏は他県での開催としています.冬の大会は研究会(コメディカルも参加可能)と同時開催であり,最近行われた大会(平成12年12月10日,川崎医科大学)が第6回です.冬の大会の参加者総数はコメディカルを含めて約300名で,医師は150名前後です.■中国・四国地区では専門医の数は約80名と少なく,認定臨床医生涯教育研修単位が取得可能であるということが地方会への参加者数増加につながっているようです.今後,多くのリハ医の育成が急務であり,討議が活発な学術大会がどの県においても開催されることが期待されます.■次の第7回大会は,平成13年7月に高知医科大学にて開催の予定です.大勢の先生方のご参加をお待ち申し上げます.
(リハニュース9号:2001年4月15日)