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第3回記者懇談会を開催しました

2019年10月24日

2019年9月27日(金)18時より、第3回記者懇談会を開催しました。司会は広報委員で藤田医科大学の青柳陽一郎准教授が務め、最初に、広報委員長で岡山大学リハビリテーション科の千田益生教授がご挨拶として登壇。リハビリテーション医学・医療は、様々な疾患によって失った機能を回復し、患者さんの活動を育むことがミッションであることを説明しました。

続いて、今回の第1テーマである、「ロボットリハビリテーションの最新動向とISPRM2019の報告」について、日本リハビリテーション医学会副理事長・藤田医科大学学長・藤田医科大学医学部リハビリテーション医学Ⅰ講座 教授の才藤栄一先生が説明しました。才藤先生は、ISPRM2019の概要を説明。特に今回の学会には2500名を超える参加者が世界中から神戸に集ったことから、日本のリハビリテーション医療への関心の高さが窺えたと感想を述べられました。今回のテーマであるロボットリハビリテーションについては、日本のロボットリハビリテーション医学・医療のレベルが、世界トップレベルだと評価されていることを説明しました。続いて2つ目のテーマ「東京2020オリンピック・パラリンピックへのリハビリテーション科医の取り組み」について、日本リハビリテーション医学会副理事⻑・和歌⼭県⽴医科大学 教授(リハビリテーション医学講座)・文部科学省認定障がい者スポーツ医科学研究拠点センター長の田島文博先生が発表し、2020年の盛夏に開催されるパラリンピックにおいて、選手たちの体調管理で注意すべきポイント(体温管理など)について、2018年に東京オリンピック・パラリンピックと同等レベルの暑さの中で開催されたアジアパラリンピック大会で浮上した問題などを紹介しながら説明しました。

最後に質疑応答の時間があり、出席した記者からも活発に質問があがり、リハビリテーション医学・医療への関心の高さがうかがえました。

 

日時 令和元年9月27日(金)18:00~19:00(17:30受付開始)
場所 リファレンス新東京ビル貸会議室 B会議室(JR有楽町駅・国際フォーラム口 徒歩3分)
千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル 地下1階
テーマと説明者 1.「ご挨拶」 日本リハビリテーション医学会理事/広報委員長/岡山大学教授(リハビリテーション医学講座) 千田 益生(せんだ・ますお)

2.「ロボットリハビリテーションの最新動向とISPRM2019の報告」
〔説明者〕 日本リハビリテーション医学会副理事長/藤田医科大学学長
藤田医科大学医学部リハビリテーション医学Ⅰ講座 教授
才藤 栄一(さいとう えいいち)

3.「東京2020オリンピック・パラリンピックへのリハビリテーション科医の取り組み」
〔説明者〕 日本リハビリテーション医学会副理事⻑/和歌⼭県⽴医科大学 教授(リハビリテーション医学講座)
文部科学省認定障がい者スポーツ医科学研究拠点センター長
田島 文博(たじま ふみひろ)